参政党とチームみらいの政治資金規正法改正案 企業・団体の献金と政治資金パーティーの対価の支払いを禁止 違反は1年以下の拘禁刑か50万円以下の罰金

テーマ:国会・政治とカネ|出来事:2026年6月12日(提出)〜2026年6月15日(趣旨説明)〜2026年7月24日(閉会中審査の申出)〜2026年10月5日(第222回国会で付託)〜審議中|最終更新:2026年10月31日

法律案の中身は、衆議院のページに載っている法律案の本文と要綱の字です。国会の発言は、国会会議録の字です(# は会議録の発言番号)。2026年10月25日の時点で、第222回国会の会議録のうち、この法律案を審議した会議は0件です。

要点

  1. 参政党とチームみらいは、第221回国会に、企業・団体献金を禁止する政治資金規正法の改正案を出しました。提出者は和田政宗議員ら4人です。(資料01・02)
  2. 会社・労働組合・職員団体などの団体は、政治活動に関する寄附と政治資金パーティーの対価の支払いをしてはならない、とします。違反には1年以下の拘禁刑か50万円以下の罰金を科します。(資料02)
  3. 政治団体の寄附にも上限を作ります。政党と政治資金団体以外の政治団体の寄附は年間で総額6,000万円まで、同じ政治団体への寄附は年間2,000万円までです。同じ国会議員の国会議員関係政治団体どうしの寄附は除きます。団体が、雇用などの関係を不当に使って役職員を政治団体に入れ、寄附などをさせることも禁じます。(資料02)
  4. 施行は2027年1月1日です。第221回国会では、ほかの2つの政治資金の法律案と一括して審査され、6月15日に石川勝議員が趣旨を説明し、7月24日に閉会中審査に回りました。第222回国会の10月5日に、政治改革に関する特別委員会に付託されています。(資料01・02・03・04)

根拠

法律案の中身(要綱の項目ごと)

項目中身出典
企業・団体の献金とパーティーの対価(第21条第1項)会社・労働組合・職員団体その他の団体は、政治活動に関する寄附・政治資金パーティーの対価の支払をしてはならない。違反は1年以下の拘禁刑か50万円以下の罰金資料02
政治団体の寄附の総額(第21条の3第3項)政党・政治資金団体以外の政治団体の寄附は、年間で総額6,000万円まで資料02
同じ政治団体への寄附(第22条第1項)年間2,000万円まで(同じ国会議員の国会議員関係政治団体どうしは除く)資料02
雇用関係の不当な利用(第22条の6の3)団体が、雇用などの関係や組織の影響力を不当に使い、または会費相当の金銭を払う約束をして、政治団体への加入を勧め、寄附などをさせてはならない資料02
施行(附則第1条)2027年1月1日(政令への委任などは公布の日)資料02
パーティーの経過措置(附則第2条)施行の日以後に開くパーティーの、施行の日以後の支払から当てる資料02

比べ方の注意

資料

番号資料種類確かめた日
01衆議院「衆法 第221回国会 14 政治資金規正法の一部を改正する法律案」議案審議経過情報
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/keika/1DE2D26.htm
参議院の議案のページ https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/gian/222/meisai/m222090221014.htm
公式資料2026-10-25(提出者 和田政宗君外三名・提出会派 参政党、チームみらい。衆議院の付託 2026年10月5日 政治改革に関する特別委員会。審査終了・審議終了の欄は空。参議院のページの提出日 令和8年6月12日・衆継続)
02衆議院 同法律案の本文と要綱
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g22105014.htm
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/youkou/g22105014.htm
公式資料2026-10-25(要綱の一〜四と、本文の附則を読んだ)
03国会会議録 衆議院 政治改革に関する特別委員会 2026年6月15日 #104・#108・#109
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122104575X00320260615/109
会議録2026-10-25
04国会会議録 衆議院 政治改革に関する特別委員会 2026年7月24日 #3・#4(閉会中審査の申出)
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122104575X01220260724/3
会議録2026-10-25
05国会会議録 衆議院 政治改革に関する特別委員会 2026年6月18日 #1・6月22日 #1・6月23日 #1(各案を一括して議題にした委員長の発言)
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122104575X00520260618/1
会議録2026-10-25
06国会会議録検索システム
https://kokkai.ndl.go.jp/
会議録2026-10-25 19時台に、会議の一覧の API で第222回国会を検索。28件。政治改革に関する特別委員会は10月5日の1件だけで、この法律案を審議した会議録は0件

国会のやりとり

字は国会会議録のとおりです。[中略]の所は、会議録の字を省きました。

2026年6月15日 衆議院 政治改革に関する特別委員会(資料03)

美延映夫 委員長(日本維新の会)#104

次に、長谷川淳二君外十名提出[中略]及び本日付託になりました和田政宗君外三名提出、政治資金規正法の一部を改正する法律案の各案を一括して議題といたします。

石川勝 議員(提出者・参政党)趣旨説明 #109

ただいま議題となりました参政党及びチームみらい共同提出の企業・団体献金禁止法案につきまして、提出会派を代表して、提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。
政治は国民全体の利益のために行われるべきであり、それを担保するためにも、特定の企業、団体と政党との間にしがらみのない、オープンな場での政策決定が必要でございます。
[中略]
第一に、企業その他の団体が政治活動に関する寄附や政治資金パーティーの対価の支払いをすることについて全面的に禁止し、これに違反した者は一年以下の拘禁刑又は五十万円以下の罰金に処することとしております。
第二に、政党及び政治資金団体以外の政治団体のする政治活動に関する寄附について、同一の国会議員に係る国会議員関係政治団体間の寄附を除き、総枠制限として年間六千万円、同一の政治団体に対する個別制限として年間二千万円の上限額を設けることとしております。

2026年7月24日 衆議院 政治改革に関する特別委員会(資料04)

美延映夫 委員長(日本維新の会)#3

[中略]和田政宗君外三名提出、政治資金規正法の一部を改正する法律案[中略]以上の各案件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。

美延映夫 委員長(日本維新の会)#4

御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。[中略]

会派の名前は、会議録の会派の欄のとおりです。6月18日の質疑と22日の参考人の意見と23日の自由討議の会議録は、資料の表のリンクから読めます。2026年10月25日の時点で、第222回国会の会議録のうち、この法律案を審議した会議は0件です。

経過

日付出来事出典
2026年6月12日提出(参議院のページの提出日)資料01
2026年6月15日政治改革に関する特別委員会に付託(委員長の「本日付託になりました」の発言)。ほかの2つの法律案と一括して趣旨説明資料03
2026年6月18日・22日・23日質疑・参考人の意見聴取・自由討議(各案を一括して議題)資料05
2026年7月24日委員会が閉会中審査を議長に申し出ることに決めた資料04
2026年10月5日第222回国会で、政治改革に関する特別委員会に付託資料01
2026年10月25日現在衆議院の審査終了・審議終了の欄は空資料01
この後委員会・本会議の採決と会派の賛否は、衆議院の記録に載ったらここに足します資料01

訂正の記録

なし

確かめた所と読むときの注意

確かめた所

読むときの注意

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