古賀議員は「自衛隊に行く子供たち」の発言を、同じ発言の中で「訂正します」と述べ、大臣の答えのあとに撤回した 会議録の順番

テーマ:防衛・教育|出来事:2026年6月15日(参院決算委)|最終更新:2026年10月31日

国会の発言は、国会会議録の字です(# は会議録の発言番号)。発言の順番は、会議録の発言番号で確かめました。

要点

  1. 質疑のもとは、防衛省が作って一部の学校に送った子ども向けの冊子です。古賀千景議員(立憲民主・無所属)は、冊子「まるわかり!日本の防衛 はじめての防衛白書二〇二四」について、作った意図を質問していました。防衛省は、都道府県の教育委員会を通じ、配ってよいとされた公立の小学校に配ったと答えています。(資料01 #81・#96)
  2. 古賀議員の発言と訂正は、同じ発言(#111)の中にあります。「自衛隊に行く子供たちって経済的に厳しい子供たちが行くんですよ。豊かな子供たちは自衛隊とかなりませんよ」と述べ、「(発言する者あり)」のあと「済みません。それ、失礼しました。訂正します」と続けました。会議録には、発言と訂正の言葉が並んで載っています。(資料01 #111)
  3. 小泉防衛大臣は「事実誤認だと思います」と答え、古賀議員はそのあと撤回しました。大臣は「自衛官の子供たちへの配慮に欠ける発言だったのではないでしょうか」「全くそういうことありません」と述べました(#112)。古賀議員は次の発言で「私の発言が申し訳なかった、それは撤回させていただきます。申し訳ありませんでした」と述べています(#113)。(資料01)

根拠

発言の順番の検算(会議録の発言番号)

発言番号話し手中身
#81古賀千景(立憲民主・無所属)冊子をどのような意図で作ったかを質問
#96防衛省 大臣官房長教育委員会を通じて、配ってよいとされた公立の小学校に配った
#111古賀千景「自衛隊に行く子供たち」の発言 →「訂正します」→ 生活の厳しい子供たちについての言い直し → 冊子の北朝鮮・中国・ロシアの書き方を問う
#112小泉進次郎 防衛大臣「事実誤認だと思います」。教育現場での自衛官の子供たちへの配慮を述べる
#113古賀千景「撤回させていただきます。申し訳ありませんでした」→ 次の質問(教育の政治的中立)

出典:資料01。#111・#112・#113 が続いた発言であることは、発言番号の並びで確かめました。

後日の訂正・おわびを探した条件

資料

番号資料種類確かめた日
01国会会議録 参議院 決算委員会 2026年6月15日 #81・#96・#111〜#113
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122114103X00820260615/111
会議録2026-10-25
02国会会議録検索システム
https://kokkai.ndl.go.jp/
会議録2026-10-25 に、発言の API で発言者「古賀千景」・期間 2026-06-15〜2026-10-25 を指定して25件。本文に「撤回」「訂正」「おわび」「申し訳」のどれかを含むのは #111 と #113

国会のやりとり

字は国会会議録のとおりです。[中略]の所は、会議録の字を省きました。

2026年6月15日 参議院 決算委員会(資料01)

古賀千景(立憲民主・無所属)質問 #81

[中略]今日は、「まるわかり!日本の防衛 はじめての防衛白書二〇二四」について伺います。[中略]
これは、防衛省が作成して一部の学校へ送付されたものです。まず、この冊子をどのような意図で作られたのかをお示しください。大臣、お願いします。

小野功雄 防衛省大臣官房長 #96

基本的に、都道府県の教育委員会の方に今申し上げたような形でこちらの方からアプローチをし、その上で、都道府県教育委員会の方から小学校、公立の小学校の方に配付をして結構ですと言われたところに対応したということでございます。

古賀千景(立憲民主・無所属)質問 #111

私も、教えた子がいっぱい自衛隊にいるんです。いっぱい苦しんでいますよ。でも、分かってほしいのは、自衛隊に行く子供たちって経済的に厳しい子供たちが行くんですよ。豊かな子供たちは自衛隊とかなりませんよ。(発言する者あり)済みません。それ、失礼しました。訂正します。でも、本当にそこに生活の厳しい子供たちが生きていると、安定した職だというところ、そこは分かってほしい、苦しんでいるところで。そのことはまず申し上げます。
[中略]学校には、北朝鮮、中国、ロシアの子供たちも通っています。この子供たちの目にこれが触れたときに、どのような子供たちが傷を負うか、そのことは配慮をなされたのか、教えてください。

小泉進次郎 防衛大臣 答弁 #112

先生が言う近隣の国々に対する配慮という前に、自衛官の子供たちへの配慮に欠ける発言だったのではないでしょうか。今先生の発言は、自衛官の子供たち、これみんな貧しい家庭の子しかいないと、こういった形で言われましたけど、全くそういうことありません。それ、事実誤認だと思います。それこそまさに一面的な、自衛官そして自衛隊の家族に対する見方なんではないでしょうか。
[中略]自衛官の子供たちも学校通っているんです。そういったことに対する配慮や、その子供たちの環境に対する理解をより広く広げることがまず最優先なんではないでしょうか。

古賀千景(立憲民主・無所属)質問 #113

私の発言が申し訳なかった、それは撤回させていただきます。申し訳ありませんでした。
じゃ、その上で、今政治的な、教育の政治的中立ということが話題になっております。[中略]

会派の名前は、会議録の会派の欄のとおりです。

経過

日付出来事出典
2026年6月15日参院決算委で、古賀議員が発言し、同じ発言の中で訂正(#111)。大臣が答え(#112)、古賀議員が撤回とおわび(#113)資料01
2026年6月15日〜10月25日会議録の古賀議員の発言に、この件の後日の訂正・おわびは見当たらない(資料02 の条件)資料02

訂正の記録

なし

関連する解説動画

ショート(1分)
小泉防衛相「全くそういうことありません。それ、事実誤認だと思います」「自衛隊に行く子供たち」発言に 古賀議員はその場で訂正・撤回【2026年6月 参院決算委】
https://youtu.be/aCIK7AGg3fc

確かめた所と読むときの注意

確かめた所

読むときの注意

熱血政治のチャンネルで動画を見る