農林水産委員会まとめ

参議院 農林水産委員会|2026-07-14|取得 2026-10-25

約2時間40分(審議時間からの概算)の会議を、質問者6人・論点22件に分けました。全部の要点を読んで約7分。気になる論点だけ映像で確かめられます。

この会議の作り方と、公式の中継で見る道

発言者・所要は参議院インターネット審議中継の発言者一覧から機械で写しています(所要は次の発言者の頭出しとの差)。会議録から書いた論点の見出しと要点は、国会会議録検索システムの会議録の本文から書いた要約です(時刻の代わりに、会議録のその発言へのリンクを付けています)。発言の全文は国会会議録検索システム、映像は参議院インターネット審議中継が正です。

公式の中継で見る道:参議院インターネット審議中継の会議ページを開き、発言者一覧の名前を押す(その人の発言の頭から流れる)→ 書いてある「頭から ◯:◯◯」まで進める。

目次

時刻質問者論点質問者の頭から
栗原潤質問の全体 17分0:00
西川芳昭質問の全体 16分0:00
印鑰智哉質問の全体 15分0:00
–朝日健太郎気候変動に対応する品種育成の進み具合会議録
–朝日健太郎研究範囲の拡大と試験場の設備のギャップ会議録
–朝日健太郎育種分野の人材確保と必要な専門性会議録
–朝日健太郎海外の品種育成の進歩と連携会議録
–石垣のりこ種苗関連法案を進める際の生態学的な注意点会議録
–石垣のりこ果樹の県内限定栽培を6年間とする理由会議録
–石垣のりこライセンス収入と公的研究機関の使命会議録
–舟山康江品目別に見た県の育種の役割会議録
–舟山康江育種における人材・財政面の課題会議録
–舟山康江遺伝資源保存体制の現状と課題会議録
–舟山康江長野県の遺伝資源保全と法改正の効果会議録
–高橋光男中小の育種家などへの権利管理支援会議録
–高橋光男意図しない自然交雑への萎縮を防ぐ対応会議録
–高橋光男花粉媒介昆虫の適合性と自治体データの利用懸念会議録
–佐々木りえ稲・麦・大豆だけへの財政支援の影響会議録
–佐々木りえ産官学連携による広域品種育成の効果会議録
–佐々木りえ法改正の評価と国に期待する支援会議録
杉本純子質問の全体 16分0:00
–岩渕友種子条例の役割と重要品種の種子価格会議録
–岩渕友法改正が有機農業などに与える影響会議録
–岩渕友育成者権の保護期間延長への見解会議録
–岩渕友知的財産権強化と外国企業による権利保有会議録
–岩渕友ゲノム編集食品の表示と消費者の知る権利会議録

栗原潤(参考人 長野県農業試験場研究企画・知的財産部長)

から 17分・公式中継のページが開きます(外からは秒まで飛べず、会議の頭から始まります)。ページの中で「栗原潤」を押すと、その場所から再生されます

上の「公式中継のページ」から、質問の最初から見られます。

西川芳昭(参考人 龍谷大学経済学部教授)

から 16分・公式中継のページが開きます(外からは秒まで飛べず、会議の頭から始まります)。ページの中で「西川芳昭」を押すと、その場所から再生されます

上の「公式中継のページ」から、質問の最初から見られます。

印鑰智哉(参考人 OKシードプロジェクト事務局長)

から 15分・公式中継のページが開きます(外からは秒まで飛べず、会議の頭から始まります)。ページの中で「印鑰智哉」を押すと、その場所から再生されます

上の「公式中継のページ」から、質問の最初から見られます。

朝日健太郎(自由民主党・無所属の会)

から 16分・公式中継のページが開きます(外からは秒まで飛べず、会議の頭から始まります)。ページの中で「朝日健太郎」を押すと、その場所から再生されます

論点 01

気候変動に対応する品種育成の進み具合

問い気候変動の進む速さに対して、主要品種の開発・育成は追い付いているのか。現状を聞く。

答え栗原部長:高温でも品質の良い米を目指す一方、収量や作業性とのバランスを見て慎重に選抜している。計画に沿っており、特に遅れてはいない。

会議録:朝日健太郎のこの発言(発言番号 9)

論点 02

研究範囲の拡大と試験場の設備のギャップ

問い試験場の研究範囲が広がる一方、設備も十分に改善されているのか。現場とのギャップをどう感じているか。

答え栗原部長:農研機構や大学と連携して遺伝子などの特性を解明し、学術的根拠を次の品種開発につなげている。古い施設や機械を直しながら、必要な機器には国の支援も受けて研究を続けている。

会議録:朝日健太郎のこの発言(発言番号 11)

論点 03

育種分野の人材確保と必要な専門性

問いゲノム編集やAIなども活用する中、若者の人材確保や必要な専門性をどう考えるか。

答え栗原部長:人員減少や世代の偏りで、OJTによる知識・技術の継承が難しくなっている。県内の育成体制を検討し、農林水産技術会議や農研機構の研修を活用するほか、育種のシステム化も人材育成に有効と考えている。

会議録:朝日健太郎のこの発言(発言番号 15)

論点 04

海外の品種育成の進歩と連携

問い世界の品種育成はどう進んでいるか。日本が育種と権利保護を進める上で、長野県から見た状況を聞く。

答え栗原部長:南チロルの生産者団体は南半球を含む5か国で連携し、世界の新品種を調べ、時間をかけて現地適応性を試験している。海外展開には、現地適応性を評価する相手との連携が必要だが、県だけでは難しい。

会議録:朝日健太郎のこの発言(発言番号 17)

石垣のりこ(立憲民主・無所属)

から 15分・公式中継のページが開きます(外からは秒まで飛べず、会議の頭から始まります)。ページの中で「石垣のりこ」を押すと、その場所から再生されます

論点 05

種苗関連法案を進める際の生態学的な注意点

問い種苗法関連の二法案と議員立法を、生物学・生態学の視点から進める際の注意点は何か。

答え西川教授:作りたいもの、食べたいものを作り続ける自由を支える仕組みが持続性につながる。有機農業の生産性は時間の捉え方で異なるため、その前提を見直し、有機農業に合う種苗も分散して確保する必要がある。

会議録:石垣のりこのこの発言(発言番号 20)

論点 06

果樹の県内限定栽培を6年間とする理由

問い果樹の品種登録後、県内限定栽培を6年間を基本とする目安には、どのような理由があるか。

答え栗原部長:県内農家が品種の長所・短所を把握して良いものを作る仕組みを整え、まず県内農家に有利性を持ってもらう。その後は県内限定を解除し、他県とのリレー供給で量を増やして消費者に広く知ってもらう。

会議録:石垣のりこのこの発言(発言番号 24)

論点 07

ライセンス収入と公的研究機関の使命

問い重要品種の育成で、ライセンス収入を得ることに軸足が移る懸念をどう考えるか。

答え栗原部長:収入と公的使命のバランスを保つことが重要。米・大豆・麦や野菜では、まとまった量を作る必要があり、収入を高めることに傾くとバランスが崩れる。果樹の許諾契約は、主に種苗の流出を防ぐために工夫している。

会議録:石垣のりこのこの発言(発言番号 26)

舟山康江(国民民主党・新緑風会)

から 18分・公式中継のページが開きます(外からは秒まで飛べず、会議の頭から始まります)。ページの中で「舟山康江」を押すと、その場所から再生されます

論点 08

品目別に見た県の育種の役割

問い果樹、主要農作物、野菜の育種で、県ならではの役割や特徴は何か。

答え栗原部長:県民の要望や国・民間の育種状況を見て、県が取り組む品目を選んでいる。長野県では県独自の育成が必要な品目に取り組み、原種センターと連携して原原種・原種の生産や種子供給も主導する。

会議録:舟山康江のこの発言(発言番号 29)

論点 09

育種における人材・財政面の課題

問い人材確保・育成や県の財政について、直面している課題は何か。

答え栗原部長:海外許諾料収入を次の品種育成につなげて研究活動を加速している。他県や農研機構、大学との連携では育成者権の共同保有が難しい面があり、バランスを取りながら共同研究や人材育成に取り組んでいる。

会議録:舟山康江のこの発言(発言番号 31)

論点 10

遺伝資源保存体制の現状と課題

問い日本のジーンバンクの現状や課題は何か。遺伝資源の保全を国として強化する必要性をどう考えるか。

答え西川教授:遺伝資源の保全体制の強化と、利用で得た利益を遺伝資源の由来国・地域に還元する制度整備が重要。広島県のジーンバンクは農家への種の貸し出しで注目されたが、閉鎖され、こうした仕組みが続かない現状を憂慮している。印鑰氏:フィリピンの団体は各島の在来種約2,000種類を集め、農家に貸し出している。種を生きたまま共有し続ける形が大切だ。

会議録:舟山康江のこの発言(発言番号 33)

論点 11

長野県の遺伝資源保全と法改正の効果

問い長野県は遺伝資源をどう保全しているか。今回の法改正で新品種の国内外への流出を防げると考えるか。

答え栗原部長:長野県の種子条例で在来伝統野菜を保護している。法改正で防御は強化されると考える。国内の疑義には県同士の知的財産ネットワークで情報共有・協力し、解決しない場合は警察にも協力を求めるが、海外の侵害疑義への対応は県だけでは難しい。

会議録:舟山康江のこの発言(発言番号 36)

高橋光男(公明党)

から 14分・公式中継のページが開きます(外からは秒まで飛べず、会議の頭から始まります)。ページの中で「高橋光男」を押すと、その場所から再生されます

論点 12

中小の育種家などへの権利管理支援

問い中小の育種家や個人、自治体が権利を維持・活用するため、費用や専門家へのアクセスを含む直接支援が必要ではないか。

答え栗原部長:農林水産省から費用負担や弁護士・弁理士への相談支援を受け、活用している。どの品種を支援対象にするかは県では決められず、負担を抑えて権利を守り活用できる仕組みを省などと模索している。

会議録:高橋光男のこの発言(発言番号 41)

論点 13

意図しない自然交雑への萎縮を防ぐ対応

問い意図しない自然交雑による萎縮への懸念と、それを防ぐための国の対応をどう考えるか。

答え西川教授:農家に権利侵害でないことの証明を負わせず、国が農家の負担にならない制度を整える必要がある。権利保護を強化しても、さまざまな農家の活動を制限してはならない。

会議録:高橋光男のこの発言(発言番号 43)

論点 14

花粉媒介昆虫の適合性と自治体データの利用懸念

問い新品種開発に花粉媒介昆虫との適合性評価を組み込むべきではないか。農研機構などを通じて地方のデータが企業に利用されるリスクについて、懸念を聞く。

答え印鑰氏:地方自治体のデータ提供は義務付けられていないが、この枠組みは自治体にとってのメリットが少ない。主要農作物や在来種を守る自治体の力を支える政策を検討してほしい。

会議録:高橋光男のこの発言(発言番号 47)

佐々木りえ(日本維新の会)

から 14分・公式中継のページが開きます(外からは秒まで飛べず、会議の頭から始まります)。ページの中で「佐々木りえ」を押すと、その場所から再生されます

論点 15

稲・麦・大豆だけへの財政支援の影響

問い稲・麦・大豆だけに国の財政支援を行う場合、長野県の品種育成にどのような効果や影響があるか。

答え栗原部長:育種研究には研究者の育成と配置が必要で、予算と人員をバランスよく配置できなければ、稲・麦・大豆だけの支援では難しい。重点品目は県の実情に応じて支援するのがよい。

会議録:佐々木りえのこの発言(発言番号 54)

論点 16

産官学連携による広域品種育成の効果

問い高温耐性、多収、省力化、輸出拡大に向けた品種について、広域利用を前提とした産官学連携の計画制度にどんな効果を期待するか。

答え栗原部長:県単独では人員・予算に限界があるため、民間との共同研究など、可能な組み合わせでチームをつくり、多様なニーズに応える品種育成を進めたい。

会議録:佐々木りえのこの発言(発言番号 56)

論点 17

法改正の評価と国に期待する支援

問い今回の法改正をどう評価するか。現場で改正の効果を生かすため、国に何を期待するか。

答え栗原部長:今回の改正は、これまで守り切れていなかった部分にも対策を講じるもので、防御力が高まると考える。

会議録:佐々木りえのこの発言(発言番号 58)

杉本純子(参政党)

から 16分・公式中継のページが開きます(外からは秒まで飛べず、会議の頭から始まります)。ページの中で「杉本純子」を押すと、その場所から再生されます

上の「公式中継のページ」から、質問の最初から見られます。

岩渕友(日本共産党)

から 16分・公式中継のページが開きます(外からは秒まで飛べず、会議の頭から始まります)。ページの中で「岩渕友」を押すと、その場所から再生されます

論点 18

種子条例の役割と重要品種の種子価格

問い長野県の種子条例はどんな役割を果たしてきたか。重要品種育成法の創設で、公的機関が安価に提供してきた種子の価格に影響が出るか。

答え栗原部長:種子条例により、現地が求める品種を安心して生産できていると考える。重要品種の法案による種子価格への影響については、知見を持っていない。

会議録:岩渕友のこの発言(発言番号 74)

論点 19

法改正が有機農業などに与える影響

問い今回の法改正は、アグロエコロジーや有機農業、農村・農民の多様性にどんな影響を与えるか。

答え西川教授:資本や資機材を持たない小規模農家には必ずしもプラスにならない可能性があり、法律ごとに多様な影響が予想される。現時点で賛否の答えは出せないが、多様な影響を懸念している。

会議録:岩渕友のこの発言(発言番号 76)

論点 20

育成者権の保護期間延長への見解

問い育成者権の存続期間を35年に延長することをどう考えるか。利用制限期間の長期化は、地域品種の保存や地域社会に影響するか。

答え西川教授:期間延長への直接の意見は持たないが、許諾を受ければ利用でき、農家の選択肢が広がる仕組みと理解しており、大きな懸念はない。印鑰氏:延長で自由に使えない期間が長くなり、アグロエコロジーの運動が伸びなくなると懸念する。在来種や地域の種を守る政策がなければ、有機農業も伸びない状況にあると述べた。

会議録:岩渕友のこの発言(発言番号 78)

論点 21

知的財産権強化と外国企業による権利保有

問い知的財産権を強化しても外国企業が権利を持つなら、誰のための強化なのか。日本の種苗の権利を外国企業が占める危険はないか。

答え印鑰氏:米国では特許権の6割を外国企業が持つと述べ、日本で同様に進めれば外国企業が大きな割合を占める可能性があると懸念する。小規模な育種企業や自治体が訴えられることを恐れて萎縮しないよう、政府が権利強化に歯止めを持つ必要がある。

会議録:岩渕友のこの発言(発言番号 81)

論点 22

ゲノム編集食品の表示と消費者の知る権利

問いゲノム編集やAI育種への懸念がある中で、消費者の知る権利を確保するにはどんな対策が必要か。

答え印鑰氏:種苗の段階でゲノム編集の有無を表示する制度が基礎になる。農家が種苗の情報を知らなければ、消費者が選択の判断をすることもできない。

会議録:岩渕友のこの発言(発言番号 83)

会議録の発言一覧

国会会議録検索システムに出ている発言 86件(発言者と会議録へのリンクだけ。要点づけはしていません)。会議録のページ

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発言番号発言者会議録
1藤木眞也この発言
2藤木眞也この発言
3栗原潤この発言
4藤木眞也この発言
5西川芳昭この発言
6藤木眞也この発言
7印鑰智哉この発言
8藤木眞也この発言
9朝日健太郎この発言
10栗原潤この発言
11朝日健太郎この発言
12藤木眞也この発言
13朝日健太郎この発言
14栗原潤この発言
15朝日健太郎この発言
16栗原潤この発言
17朝日健太郎この発言
18栗原潤この発言
19朝日健太郎この発言
20石垣のりここの発言
21西川芳昭この発言
22石垣のりここの発言
23西川芳昭この発言
24石垣のりここの発言
25栗原潤この発言
26石垣のりここの発言
27栗原潤この発言
28石垣のりここの発言
29舟山康江この発言
30栗原潤この発言
31舟山康江この発言
32栗原潤この発言
33舟山康江この発言
34西川芳昭この発言
35印鑰智哉この発言
36舟山康江この発言
37栗原潤この発言
38藤木眞也この発言
39栗原潤この発言
40舟山康江この発言
41高橋光男この発言
42栗原潤この発言
43高橋光男この発言
44藤木眞也この発言
45高橋光男この発言
46西川芳昭この発言
47高橋光男この発言
48印鑰智哉この発言
49高橋光男この発言
50佐々木りえこの発言
51栗原潤この発言
52西川芳昭この発言
53印鑰智哉この発言
54佐々木りえこの発言
55栗原潤この発言
56佐々木りえこの発言
57栗原潤この発言
58佐々木りえこの発言
59栗原潤この発言
60佐々木りえこの発言
61杉本純子この発言
62栗原潤この発言
63西川芳昭この発言
64印鑰智哉この発言
65杉本純子この発言
66栗原潤この発言
67西川芳昭この発言
68印鑰智哉この発言
69杉本純子この発言
70栗原潤この発言
71西川芳昭この発言
72印鑰智哉この発言
73杉本純子この発言
74岩渕友この発言
75栗原潤この発言
76岩渕友この発言
77西川芳昭この発言
78岩渕友この発言
79西川芳昭この発言
80印鑰智哉この発言
81岩渕友この発言
82印鑰智哉この発言
83岩渕友この発言
84印鑰智哉この発言
85岩渕友この発言
86藤木眞也この発言