政治改革特別委員会まとめ

衆議院 政治改革特別委員会|2026-06-22|取得 2026-10-25

休憩を除いて約1時間37分の会議を、質問者7人・論点20件に分けました。全部の要点を読んで約7分。気になる論点だけ映像で確かめられます。

この会議の作り方と、公式の中継で見る道

質問者・時刻・所要は衆議院ビデオライブラリの発言者表から機械で写しています。会議録から書いた論点の見出しと要点は、国会会議録検索システムの会議録の本文から書いた要約です(時刻の代わりに、会議録のその発言へのリンクを付けています)。発言の全文は国会会議録検索システム、映像は衆議院ビデオライブラリが正です。

公式の中継で見る道:公式の中継を開き、発言者一覧の質問者の名前を押す(その人の質問の頭から流れる)→ 書いてある「頭から ◯:◯◯」まで進める。外からのリンクで秒まで飛ばす仕組みは公式ページに無いため、この2手になります。

目次

時刻質問者論点質問者の頭から
13時 07分中北浩爾質問の全体 10分0:00
13時 17分谷口将紀質問の全体 10分0:00
–国定勇人総総合意に企業・団体献金全面禁止が含まれるか会議録
–国定勇人政治資金制度を第三者機関で議論することへの評価会議録
–国定勇人企業・団体献金の規制と政党交付金依存の問題会議録
–中野洋昌企業・団体献金規制の更なる検討の必要性会議録
–中野洋昌企業・団体献金の受皿と政党支部のガバナンス会議録
–中野洋昌個人献金を増やすことへの考え会議録
–池下卓第三者機関の中立性と委員構成会議録
–池下卓複式簿記の導入と適用範囲会議録
–野村美穂政党法と政党ガバナンスの整備会議録
–野村美穂献金の受皿となる政党支部の規制会議録
–石川勝企業・団体献金禁止を求める民意の扱い会議録
–石川勝献金規制の抜け道と特例上場日本法人会議録
–石川勝有識者機関で実効的な結論を出す条件会議録
–峰島侑也公開強化法案の公開基準の評価会議録
–峰島侑也与野党合意を妨げる要因会議録
–峰島侑也政治家の決断と第三者機関の役割会議録
–峰島侑也政治資金監視委員会との役割重複会議録
–峰島侑也政治不信の原因と解消策会議録
–塩川鉄也自民党が公開強化法案を提出していないことへの見方会議録
–塩川鉄也政党交付金制度を検討対象に含めるべきか会議録

中北浩爾(参考人中央大学法学部教授)

13時 07分から 10分・公式中継のページで「中北浩爾」を押すとこの人の質問の頭から流れます

上の「公式中継のページ」から、質問の最初から見られます。

谷口将紀(参考人東京大学教授)

13時 17分から 10分・公式中継のページで「谷口将紀」を押すとこの人の質問の頭から流れます

上の「公式中継のページ」から、質問の最初から見られます。

国定勇人(自由民主党・無所属の会)

13時 27分から 12分・公式中継のページで「国定勇人」を押すとこの人の質問の頭から流れます

論点 01

総総合意に企業・団体献金全面禁止が含まれるか

問い総総合意は企業・団体献金の全面禁止を前提としていなかったとの理解について、見解を聞く。

答え中北教授:平成6年の合意で禁止が決まることはなく、存続論との妥協で5年後に見直す形となった。谷口教授:合意書などで資金管理団体への献金は5年後廃止とされたが、政党への献金には言及がなく、全面禁止で合意したとの言説は客観的に誤り。

会議録:国定勇人のこの発言(発言番号 7)

論点 02

政治資金制度を第三者機関で議論することへの評価

問い政党間の一致点を見いだすため、提出したプログラム法案のように第三者機関で冷静に議論することが望ましいか、補足意見を聞く。

答え中北教授:第三者機関で国政、地方、政党助成制度などを総合的に議論することは可能で、法案に賛成。ただし拘束力も含めて審議してほしい。

会議録:国定勇人のこの発言(発言番号 10)

論点 03

企業・団体献金の規制と政党交付金依存の問題

問い企業・団体献金を禁止・規制する問題点と、政党交付金に依存する問題点について、補足意見を聞く。

答え中北教授:企業の寄附には社会貢献もあり、公共の福祉への影響を冷静に判断する必要がある。政党交付金への過剰な依存を避けるため、政党助成金を除く前年度収入実績の3分の2以下に支給を限る考え方や、ドイツの基準を踏まえるべき。

会議録:国定勇人のこの発言(発言番号 12)

中野洋昌(中道改革連合・無所属)

13時 39分から 11分・公式中継のページで「中野洋昌」を押すとこの人の質問の頭から流れます

論点 04

企業・団体献金規制の更なる検討の必要性

問い企業・団体献金の規制状況を踏まえ、立法事実が乏しいとの主張や、更なる規制を検討する必要性について見解を聞く。

答え谷口教授:NIRAの世論調査では、政党や政治家が腐敗しているとの意見に49%が賛成し、そう思わないとの意見の15%を上回った。長年指摘されてきた政治資金制度上の課題も視野に入れ、今後の改革の方向性を明らかにしてほしい。考えは現在も変わらない。

会議録:中野洋昌のこの発言(発言番号 16)

論点 05

企業・団体献金の受皿と政党支部のガバナンス

問い議員と献金を切り分けることや、政党支部に求めるガバナンス体制について、見解を聞く。

答え谷口教授:政党組織の在り方は党ごとに異なる。どの政党支部に企業・団体献金を認めるかを委員会で議論し、第三者機関に委任するなら、その議論の結果で方向づける必要がある。

会議録:中野洋昌のこの発言(発言番号 18)

論点 06

個人献金を増やすことへの考え

問い政党助成金への依存を避けつつ個人献金を増やし、多様な形で政治を支えることについて考えを聞く。

答え中北教授:企業・団体献金は人が集まって行う性格上、金額が大きくなるのはやむを得ない面がある。一方、多様な担い手による献金が望ましく、一人一票制を考えれば個人献金を促進してもよい。第三者機関でこうした主張も踏まえて議論すべき。

会議録:中野洋昌のこの発言(発言番号 20)

池下卓(日本維新の会)

13時 50分から 10分・公式中継のページで「池下卓」を押すとこの人の質問の頭から流れます

論点 07

第三者機関の中立性と委員構成

問い第三者機関を中立・公平に運営するため、有識者の選定方法や人数、提言の尊重義務をどう設計すべきか聞く。

答え中北教授:中立な意見はないため、学問的知見と政治の実態への知識を持つ、多様な意見の有識者を幅広く集め、公正公平に議論する必要がある。谷口教授:政治資金適正化委員会は5名で、政治資金を研究する研究者の委員就任は18年間で自身を含め2名。別の合議制機関も設けて双方が十分機能するか懸念があり、政治資金監視委員会と同一の機関にすべき。

会議録:池下卓のこの発言(発言番号 24)

論点 08

複式簿記の導入と適用範囲

問い正確な会計帳簿を作るため、国会議員関係団体などから複式簿記を導入する案を第三者機関で議論すべきか聞く。

答え中北教授:複式簿記は現代的な方法との理解に共感するが、正確な作成には一定の知識が必要で、まず国会議員関係団体から始め、政治団体の特殊性も含め第三者機関で議論すべき。谷口教授:複式簿記や公的会計制度の導入に賛成で、課題は第三者機関でなく国会議員にあり、勧告尊重義務を設けて提言を速やかに実現すべき。

会議録:池下卓のこの発言(発言番号 27)

野村美穂(国民民主党・無所属クラブ)

14時 00分から 11分・公式中継のページで「野村美穂」を押すとこの人の質問の頭から流れます

論点 09

政党法と政党ガバナンスの整備

問い企業・団体献金を受け取れる政党を政党法のガバナンスに服する党に限る案について、自民党が主体的にルール作りに協力すべきか聞く。

答え中北教授:政党法を安易に主張することには反対で、各党がガバナンスコードを作るべき。自民党はコードと毎年党運営をチェックするガバナンス委員会を設けている。谷口教授:各党がガバナンスコードを定めれば事実上の政党法として機能し得る。政党法を制定するなら政党助成金を受け取る党に対象を絞り、責任や説明、違反時の責任の取り方を検討すべき。

会議録:野村美穂のこの発言(発言番号 32)

論点 10

献金の受皿となる政党支部の規制

問い都道府県に一つとする支部の指定に加え、政党ガバナンスコードに服する支部に受皿を限定する規制が必要か聞く。

答え中北教授:都道府県組織が適切かは定かでなく、政党と有権者の接点を保ちつつ、公開性と透明性を高めて有権者の目にさらす必要がある。谷口教授:献金の受皿を限定することと支部単位の政党活動の自律性は両立でき、党の組織運営に応じて機能を考えるべき。

会議録:野村美穂のこの発言(発言番号 35)

石川勝(参政党)

14時 11分から 11分・公式中継のページで「石川勝」を押すとこの人の質問の頭から流れます

論点 11

企業・団体献金禁止を求める民意の扱い

問い企業・団体献金を禁止すべきとの調査結果や、献金による政策のゆがみを指摘する声を制度にどう反映すべきか聞く。

答え中北教授:世論は重要だが一つの考慮要因であり、慎重に政策を考える必要がある。

会議録:石川勝のこの発言(発言番号 40)

論点 12

献金規制の抜け道と特例上場日本法人

問い企業・団体献金や政治資金パーティー券購入の禁止を改革の入口とし、抜け道防止や外国資本対策、透明化を進める考えへの評価を聞く。

答え谷口教授:規制強化後に抜け道が見つかることを繰り返さないよう、事案ごとに塞ぐ必要がある。政治資金規正法第22条の5では特例上場日本法人が寄附禁止の対象外で、施行後3年を目途に検討するとされたが、その跡が見受けられない。国際環境の変化を踏まえ、除外措置を再検討する余地がある。

会議録:石川勝のこの発言(発言番号 42)

論点 13

有識者機関で実効的な結論を出す条件

問い新たな合議制組織で献金禁止や抜け道防止を含む実効的な結論を出せるか、どのような結論や条件が必要か聞く。

答え谷口教授:政治資金監視委員会には制度に関する提言権限があり、別組織を設けなくても対応可能で、実効性を求めるなら尊重義務と特別な諮問が必要。有識者の範囲が政治資金を実証研究する人なら方向性は微調整の範囲でまとまり得るが、各党の意見を反映する人を選ぶ場合は合意が難しい可能性がある。

会議録:石川勝のこの発言(発言番号 44)

峰島侑也(チームみらい)

14時 22分から 10分・公式中継のページで「峰島侑也」を押すとこの人の質問の頭から流れます

論点 14

公開強化法案の公開基準の評価

問い前回の自民党公開強化法案に比べ、今回の法案で公開の度合いが後退しているとの見方について聞く。

答え中北教授:前回案は透明性と公開性をほぼ最大限に広げる優れた案で、与野党が合意するのがよい。オンライン提出でデータベースに全て掲載し、総務大臣への公開は年間合計5万円超とする内容だった。谷口教授:前回案は不十分で、国会議員関係団体を故意に外す実質的関係団体には網がかからず、最善とは評価できない。

会議録:峰島侑也のこの発言(発言番号 48)

論点 15

与野党合意を妨げる要因

問い企業・団体献金をめぐる与野党・政党間の合意を妨げているものは何か聞く。

答え中北教授:合意形成は可能だが、高い水準での合意は難しい。禁止や制限強化による打撃が政党ごとに異なり、機関紙収入などを含めて考えるべきとの意見も出る。谷口教授:与野党の立場はかなり接近しており、合意を妨げるものを挙げるならトップの決断。

会議録:峰島侑也のこの発言(発言番号 51)

論点 16

政治家の決断と第三者機関の役割

問い合意に向けて必要なのは学識経験者の会議ではなく政治の決断ではないか、考えを聞く。

答え中北教授:最終的には議員が議決して決める。第三者機関の案は合意形成に役立つ可能性があるが、最後は議員間で合意を形成する必要がある。

会議録:峰島侑也のこの発言(発言番号 54)

論点 17

政治資金監視委員会との役割重複

問い新たな第三者機関と政治資金監視委員会の役割が重複する点について、見解を聞く。

答え中北教授:別機関を設ける考えもあるが、政治資金監視委員会で提言を議論できる以上、同委員会で議論する方が制度上分かりやすい。合意形成が必要。

会議録:峰島侑也のこの発言(発言番号 56)

論点 18

政治不信の原因と解消策

問い政治家不信、政治不信の原因をどう考えるか聞く。

答え中北教授:透明性と公開性を高め、国民の監視下にあることを示すことが重要。政党や議員が遠いと感じられていることも政治不信の大きな理由で、有権者との接点を増やす必要がある。

会議録:峰島侑也のこの発言(発言番号 58)

塩川鉄也(日本共産党)

14時 32分から 10分・公式中継のページで「塩川鉄也」を押すとこの人の質問の頭から流れます

論点 19

自民党が公開強化法案を提出していないことへの見方

問い今国会に自民党が透明化法案を提出していないことや、その政治姿勢をどう受け止めるか聞く。

答え中北教授:自民党の事情に通じていないため提出しなかった理由は分からないが、個人的には残念。党内で公開を進めるとのことなので推移を見守りたい。

会議録:塩川鉄也のこの発言(発言番号 65)

論点 20

政党交付金制度を検討対象に含めるべきか

問い政党収入を検討する法案が政党助成制度に触れていないことをどう考えるか聞く。

答え中北教授:政党交付金への過度な依存は政党の社会的基盤の点で問題があり、政党収入の大きな部分を占める制度も検討対象に含めるべき。女性議員数割を配分に加える工夫もあり得る。谷口教授:法案が触れていない理由は分からないが、政治資金監視委員会が必要な提言を行うことは可能。

会議録:塩川鉄也のこの発言(発言番号 69)

会議録の発言一覧

国会会議録検索システムに出ている発言 73件(発言者と会議録へのリンクだけ。要点づけはしていません)。会議録のページ

発言を一覧で開く
発言番号発言者会議録
1美延映夫この発言
2中北浩爾この発言
3美延映夫この発言
4谷口将紀この発言
5美延映夫この発言
6美延映夫この発言
7国定勇人この発言
8中北浩爾この発言
9谷口将紀この発言
10国定勇人この発言
11中北浩爾この発言
12国定勇人この発言
13中北浩爾この発言
14国定勇人この発言
15美延映夫この発言
16中野洋昌この発言
17谷口将紀この発言
18中野洋昌この発言
19谷口将紀この発言
20中野洋昌この発言
21中北浩爾この発言
22中野洋昌この発言
23美延映夫この発言
24池下卓この発言
25中北浩爾この発言
26谷口将紀この発言
27池下卓この発言
28中北浩爾この発言
29谷口将紀この発言
30池下卓この発言
31美延映夫この発言
32野村美穂この発言
33中北浩爾この発言
34谷口将紀この発言
35野村美穂この発言
36中北浩爾この発言
37谷口将紀この発言
38野村美穂この発言
39美延映夫この発言
40石川勝この発言
41中北浩爾この発言
42石川勝この発言
43谷口将紀この発言
44石川勝この発言
45谷口将紀この発言
46石川勝この発言
47美延映夫この発言
48峰島侑也この発言
49中北浩爾この発言
50谷口将紀この発言
51峰島侑也この発言
52中北浩爾この発言
53谷口将紀この発言
54峰島侑也この発言
55中北浩爾この発言
56峰島侑也この発言
57中北浩爾この発言
58峰島侑也この発言
59中北浩爾この発言
60峰島侑也この発言
61美延映夫この発言
62塩川鉄也この発言
63中北浩爾この発言
64谷口将紀この発言
65塩川鉄也この発言
66中北浩爾この発言
67塩川鉄也この発言
68谷口将紀この発言
69塩川鉄也この発言
70中北浩爾この発言
71谷口将紀この発言
72塩川鉄也この発言
73美延映夫この発言